温かく穏やかな日が続き、春が来ていることを実感する今日この頃です。
新宿中央公園では、桜は咲いていたり、咲いていなかったりといった感じです。
満開までは、あと3日くらいかなぁ…。
桜ってこの時期だけ、TVやネットで開花予想やら、前線レポートなんかで取り上げられています。確かに華やいだ雰囲気を持つ花だし、1年で10日程一斉に咲いて散るさまは、移ろいがちな春の気持ちに似ていて、ゆっくり幸せな気分になれます。
ですが、桜は1年中そこにあるのですよ。
花は無くとも桜は桜なんですよ。
5月の花が散った桜は、青々と葉を茂らせ、花が咲いているときよりも生命力にあふれている印象を受けるのです。
僕はそう思っています。
そこにある事を気にかけない、または考えない(考えることを放棄する)というのは、何だかWEBマーケティング用語のようだと、最近この仕事をしていて思います。
「WEB2.0」、「マッシュアップ」、「forksonomy」…etc。華々しく咲いている部分だけ注目される桜のように、用語が一人歩きをしている言葉たち。
Googleは依然として業界を驚かせ続けているし、Amazonで本も購入するし、flickerもWikipediaもまだまだアクセスを伸ばしているのが今のWEBだと思います。
もちろん、言葉だけを空回りさせている何も無い企業が日本ではあまりにも多いのが現状だと感じますが、概念や仕組みは着実に(世界中で)動きだしているのではないでしょうか?
「WEB3.0」
なんて言葉をつむぎ出す前に、まず「WEB2.0」、特に日本の市場における固有のWEB2.0像をしっかり考えて、理論を検討して、という動きがもっと
企業にあっても良いのではないかと思うのでした。本気でWEBで儲けている企業が日本にもっとあっても良いのではないのかと。
桜は確かに今週末が見ごろかもしれませんね。花の咲いているところに散歩に行きたいと思っています。
「桜とWEBマーケティング」、連想ゲームのように繋がればなぁと思ったのですが、イマイチこじつけ感が出ていますね…(笑)。
来年の桜の時期には、素敵な大人になっていたい一WEB人なのでした。
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