チャンスをつかめる社会

製品開発部のノリスです。

先日12/13にちょっとした知り合いがCDデビューしました。
太郎 - 「男女」

あまり買う気は無かったのですが、CD屋さんに本当に並んでいたので(あたりまえですが)、うっかり買ってしまいました。
皆さんも試聴してみて、もし気に入ったら買ってやってください。（宣伝してみる）

今年の夏ごろから、インターネット経由で話題が広がり、ネット上で歌詞に合わせたアニメーションをつけたFlashが広まったり着うたサイトで紹介されて大好評を博したりした結果、今回のリリースとなったようです。

一昔前なら、各所にデモテープを送ったり、地道にライヴ活動を続けてスカウトの目に留まるのを待つという方法しかなかったのではないか思います。

しかし、近年のインターネットの普及によってこれらのプロモーション活動の手間とコストが大きく減って、場合によっては先に実績を作ってしまうなんてこともできるようになってきています。

彼のように、自分を表現したい人たちにとっては、今までは自費でライヴを行ったり自主制作のCDや書籍を出版したりと表現を伝えるためのコストが大きく、二の足を踏んでしまうようなところがあったのではないかと思うのですが、インターネット上であれば、月あたり数百円とか、場合によっては無料で自分を表現できる場所が得られるようになってきています。

 

「誰もがチャンスをつかめる社会を創る」

これは環のビジョンですが、少しずつ、そういう土壌は熟成していっているのかな、と感じました。