視点で変わる常識

製品開発部のノリスです。

先日、電車に乗っていたら男女の連れ合いが乗ってきました。
しかし、彼らは通路をはさんで向かい合わせに席につきました。

席空いてるのに、何で？
連れ合いじゃなかったの？？

…と思っていたところ、彼らは通路をはさんで会話を始めました。
と言っても、大声でがなりたてていたわけでは無く、
それはとても静かな会話。
手話でした。

なるほど、それならば隣り合わせよりも向かい合わせのほうが都合がいいでしょう。
彼らは特に迷う風でもなく、自然にその位置についていました。
彼らにとっては、それが普通なのでしょう。

先週、業界に長くいることで常識がずれてしまうというようなエントリがありましたが、このようなことでも常識が違ってしまう場合もあるのですね。

私たちは仕事としてWebページなどを作っているわけですが、可能な限り、このような方たち、たとえば全盲や弱視の方などもフォローできるようなモノづくりを心がけたいものです。