システム統括部(元製品開発部)のノリスです。
以前書いたエントリと似たようなことを書きたくなったので、こんなタイトルにしてみました。
さらに続くかどうかは分かりません。
そのときには知人の楽曲がインターネットで話題になってCDデビューすることになり、自己表現する人たちにとってはいい環境が出来てきたというようなことを書いたのですが、それから1年経って、また大きな変化があったように思います。
他にも色々とあったでしょうが、私が特にすごいと思ったのがニコニコ動画です。
作品を作成する側から見れば、出来ることはYoutubeと大差ないと思うのですが、視聴者から得られる反応はYoutubeとは比較にならないほどインパクトがあると思います。
この反応が、眠っていたクリエータたちに火をつけたんじゃないでしょうか?
そして、その他に少し方向性は違うけれども注目しているのが初音ミクです。
特に、前述のニコニコ動画と初音ミクの組み合わせは強力で、オリジナル作成された人気曲がついにはカラオケに配信されるほど。
同人音楽がブレイクしたというそれだけなら他にも前例はあるのですが、ブレイクするまでの速さが尋常じゃない。
初音ミクが発売されてから4ヶ月ちょっと。
現在良く再生されている、クオリティの高いオリジナル曲が出始めたのは発売後半月~1月くらい経ってからなので、わずか3ヶ月ほどでカラオケに配信されるまでになっています。
さらにこの後、初音ミクの発売元から第二段、第三弾と発売されるので、要注目!
個人的には、すばらしいことだと思っています。
あと気になるのは、カラオケ化にあたって、ちゃんと作者に権利料が渡っているのか?ということですね。
渡っているとしたら、それこそ「だれもがチャンスをつかめる社会」。着実にそれに向かっていると思いました。
そんなことを考えながらも、私には少し複雑な楽曲になると脳内で再生可能でも出力するスキルが無く(なぜか機材はある)、指をくわえて眺めているだけなのがほんの少しだけ寂しいです・・・。
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