こんにちわ。システム統括部のスティックカフェオレです。
最近ではTVで見た影絵作品に心奪われて生活しております。
山下工美さんの「まちのながめ」という作品、ご存知でしょうか?
壁に無作為に張り付けられた文字。それだけでは何が何だかよく
分からないのですが横から光を当てると、なんと少女の影が浮かび
上がる。近くには本物の手すりが設置されているのですが、影少女
もそれに手をそえている。
おそらく彼女は一日の中で、朝方や夕方だけに現れる存在です。
日々変化していく現実世界とは対照的に、一定周期という概念で構築
された世界がそこには存在しているような気がします。
とにもかくにもこの作品、面白いと感じます。
まさに生活にとけ込んだ芸術ですね。
私個人的にこのような作品は大好きです。
ある特定の人のみにしか楽しめないのではなく
だれでも楽しめるような作品だから。
芸術のあり方とはこういうものでなければならないのではないかと感じます。
(芸術について、よく分からないからこそ言える意見かもしれませんが・・・)