日銀の総裁がようやく決まりました。
副総裁の一人はしばらく空席のようです。
政治の介入なども論点になっていますが、何事もあいまいな日本特性に対して
原理原則をはっきりさせようという流れが合わなかったのかなと思います。
保守とリベラル、国際貢献強化と平和主義、天下り全廃と適材適所、
道路建設とガソリン値下げというような一見すると必ずしも相反するとは限らない
論点に対して「○か×か」という話が続いています。
ガソリン税なんかは都心は高くしても公共機関も多いし安いことを考えるとマイカーを使わなくても不便はないですし、
逆に地方は車がないと生活が大変な上に道路も必要です。
例えばガソリンを東京300円、北海道100円など格差をつけて、
それこそ政治的に「都心では車は使わず公共機関(交通渋滞も解消できる)」
「地方では車を安く道路も充実」など国も地方自治体も住民も「弊害がない」
状態にすることは可能だと思います。
日銀総裁も天下りは論外ですが、ここまで厳密に審査しての選択はいわゆる天下りとは
違うかなと思いますが、前例を作ると世の中の大半の天下り根絶がいつまでもされないので、
難しいですよね。
そうであれば、「副総裁は総裁には永久になれない」などの条件付で認めるとか、
妥協案はなかったんですかね。
政局で暮らしに悪影響が出るのは勘弁して欲しいです。
まあ、ネット業界も合従連衡が進んで、米ヤフーのように白黒選択を迫られている企業もありますが、
ワールドカップ日韓共催見たいな第三の解決策があるといいですね。