おはようございます。
受託開発部あたらめ制作統括部の
ゴールデンレディーこと、ジェット浪越です。
さて先日、とあるウェブ制作案件で
収束に向けてひと区切りついたということで、
参加メンバーに対する慰労の
意味をこめて行われたと思われる
炎の焼肉大会に、参加してまいりました。
場所は、新宿西口の
小田急百貨店内にある「ジョジョ園」。
着席したときは、冷めた瞳でぇぇ~
(バッドフィーリング風)
「そういや、今年焼肉食うの初めてだな」と
もの思いにふけっていましたが、
特上カルビやロース・タン塩など
たくさんの皿が運ばれてくるたびに、
焼肉の旨味を堪能し、
いつしか冷めた気持ちはなくなっていきました。
そんな中、肉を焼く網の中の炎のゆらぎを
夢遊病者のように見つめながら、
少しでも早く食べたいというはやる気持ちを抑えつつ、
なんとはなしにこれまでのことを思い出しました。
「この焼肉を食べるために、
俺はウェブデザイナーとして存在しているんだ(笑)」
百花繚乱のインターネット業界における、これまた
あまたに存在するウェブデザイナーという職業の中で、
今後のキャリアを踏まえどうすれば周りから
少しでも差別化ができるかということを、
これまで念頭に置いて考えてきました。
ただその一方で、ウェブを通じて
何かを表現したい・伝えたいという
シンプルで純粋な気持ちが
薄れていったことは否めません。
それは、将来のキャリアビジョンや
デザイナーとしての市場年収、
普段の仕事の中で蓄積された、
こうするべき・こう考えるべきだという経験則などが
そうさせたのだと思います。
網の中の炎を見つめつつ、ふと周りを見渡すと、
店内にあるピアノコーナーで
赤いチャイナ服のお姉さんが、
これまた赤い日本の国旗をふりかざしながら、
1966年のグラミー賞最優秀楽曲賞「Michelle」を
赤いピアノで弾いています。
その熱演を見ていると、
今の自分にそのシンプルで
純粋な気持ちがあるかどうか…
ここらで今流行りの?「原点回帰」をして
作り手、伝え手として考え直してもいいじゃん、
と思ってしまいました。
ウェブデザイナーとして、
何かを表現したい・伝えたいという漠然な気持ちは、
多くの人が持っているものだろうし、
結局、そういう単純な存在として
単純な気持ちを大事にするのでいいじゃないかと。
と、そのとき!
隣でおいしそうに食べていたプログラマーのFさんが
「浪越警部! 警部の焼肉と野菜が真っ黒です!」
「あ~あ、これじゃ食えないじゃないですか~」
間髪いれずに、対面に座っていた
同じくプログラマーのIさんも、
「大変です警部! 服が! 警部の服も
焼けてこげてます! ヒジの部分が!」
「あ~ホントだ~。俺の魂も燃えている~こげている~」
全身フレイムさながらになり、
今にも焼け死にそうになったので、
夢遊病者さながらの足取りでなぜか、
ピアノを弾いているお姉さんのもとへ行き、
「すいません。今にも焼け死にそうなんです。
僕を助けてください!」
するとお姉さんは、すぐ奥の部屋にひっこみ
また引き返してきたかと思うと、
水の入ったこれまた赤いバケツを手に持ち、
氷のような微笑で、
自分の頭から水をぶっかけてくれました。
ありがとうございます!
おかげで焼け死なずにすみました!
メデタシメデタシ。
…というわけで、
当社ではやっかいな案件が終決するたびに、
焼肉や寿司などの大慰労パーティーが行われます。
食べ放題飲み放題。費用の負担はもちろんありません。
デザイナーやプログラマーはもちろん、
みなさんぜひ参加してみましょう。
以上、制作統括部のゴールデンレディー、
ジェット浪越警部がお伝えしました。
「よし、わかった! 明智君、犯人はアイツだ!」
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