これからseasonに突入するrunningmaniaです。
アメリカの次期大統領候補を決定する共和党大会が開催中です。初日は、またまたやってきた大型ハリケーンの対応のため、大統領候補マケイン氏とブッシュ現大統領が欠席するといったスタートになりました。
アメリカの大統領選挙といえば、初代ファミコンソフトでアメリカ大統領選挙を題材にしたものがあり、その仕組み(大統領選挙の)を大変知るきっかけとなったことが思い出されます。また、海外TVドラマブームのはしりとなった「24」も第一作は、大統領選挙が舞台となって緊張感を盛り上げていました。
今回そういったことは、話の主眼ではありません。ニュースで、大型ハリケーンと共和党大会がバッティングしたことを聞いて、第一印象は「初日に主役不在では盛り上がらないだろうな」でした。しかし、その浅はかな予想に反して、その状況を「党や個人のためでなく国のために」といったポジティブなスローガンへ転換し、逆に盛り上げるといった作戦を取ってきました。さすが、権謀術数渦巻く大統領選挙です。最終的な結論は、第44代大統領になるのはどちらかによってのみ決まるのでしょうが。
ここで身にしみて感じるのは、仕事で(仕事以外でもあてはまることですが)何かトラブルが発生した場合、その後の処理をどう行うかといったことの重要性です。まあ、トラブルを起こさないに越したことはないのですが、そうはいっても100%トラブルを回避することは現実的ではありません。ですから、発生してしまったトラブルに対し、その対応スピードや対応策、再発生防止策、謝罪が必要な場合は謝罪の態度などによって、トラブルによる影響はいくらでも大きくもなり小さくもなります。レアなケースでしょうが、逆によい関係を築くきっかけにもなることも否定できません。
追い風に乗ることは簡単かもしれませんが、困難な状況を逆に利用しようというしたたかさを持っている人は世の中に決して多くはありません。そういう人を見つけると本当にすごいなと感心すること必至です。